ハイドアウトご購入者様に追加購入特典としてGridFlexというグリッドEAをお渡ししています。そのEAのテスト結果を紹介します。

現在はハイドアウトの購入特典として入手できますが、単体での販売を検討中です。
今月(2023年10月)はEA稼働を推奨していませんがGridFlexは10月も勝てました。ただ一時的に含み損が大きくなったのでやはり推奨はできない状況でした。この記事でその状況もお伝えします。
GridFlexというEAについて
GridFlexは、当サイトが開発したグリッドEAの名前です。
グリッドというのは等間隔でラインを意味するのですが、実際のトレードではローソク足がそのラインに達するたびにエントリーを行っていくトレード戦略です。



複数のポジションを保有する事がある戦略です(いわゆるナンピンを行うという意味です)。
ある程度利益が出たら決済を行いますがそれらの一連のトレードについてGridFlexは自動で行います。
エントリーロジック
GridFlexはグリッド戦略と逆張りトレードを組合せたEAです。ですので、どういうタイミングでローソク足が反転するのかを分析・検知するのがポイントになります。世界的に優秀ないくつかのグリッド戦略やグリッドEAを見ると
- 標準偏差
- RSI
- ATR
- ボリンジャーバンド
などを見て判断していましてGridFlexも同じようなロジックで逆張りの精度を高めています。それでも順調に逆張りしない事はあり得ますのでナンピンを設定して早めに決済するようにしています。
GridFlexではナンピン可能な最大数を指定できます
また、K-SwingTradingというオリジナルインジケーターを読み込んでK-SwingTradingが示すトレンド方向と逆向きにエントリーするように設定しています。
最新フォワードテスト成績
以下の画像を見てください。10月は160%→220%まで増加しました。



増加率が良いのですが、その反面ドローダウン率が高いという特徴があります。順調に勝てていますが一時的な含み損も大きくなることがあるEAです。
勝率やプロフィットファクター(PF)などの詳細の指標については以下の画像で確認できます。







勝率、プロフィットファクターだけ見るとかなり優秀なEAです。ナンピンやロットコントロールを行うEAはこれらの数値は悪いことが多いです。
テスト結果の評価と状況
勝率とPFは良好なのですが、先日紹介した時点より下落しました。これは後でトレード事例で見ていただくように、比較的大きな含み損を解消するためにナンピンを行ったためです。
繰り返しになりますが10月は増加率が60増えています(160%⇒220%)。
GridFlexは基本的に含み損が増えた場合にポジションを積み重ねる性質があります(ポジション数はパラメーターで設定できます)。その事例を見てみましょう。
最新トレード事例
以下のチャート画像を見てください。



矢印が4本あります。それぞれ売りトレードなのですが1勝3敗という結果になっています。ですが4つ目の売りトレードはロットコントロールでロット数が大きいのでこれが寄与して全体として勝ちました。
ただ、先月のように1ポジションで勝つ事が少なくなりまして、こういうところに世界情勢が不安定さを感じます。
ロット数を低くした運用を推奨
上の成績画像は100万円の資金に対してロット数を3lotで固定して行っています。これはかなりアグレッシブな運用でして実際の運用ではロット数を小さくすることを推奨します(具体的な運用アドバイスは法律上できませんが)。例えば100万円の場合だと1lot程度で積極的な運用でよりロット数が小さくすると安心して運用が可能です。
ロット数を小さくするとさきほどの増加率とドローダウン率もその分小さくなるとご理解ください。
GridFlexの無料入手方法
無料で入手する方法はハイドアウトの購入特典として入手することです(口座制限などは無し)。
ハイドアウト 紹介・検証ページ



ハイドアウト 販売ページ



GridFlexの有償販売検討中
GridFlexは現在ハイドアウトの特典のみで入手する事ができますが有償で販売しようと考えています。
GridFlex=ハイドアウト購入時の特典というのは、もう少しだけ続けようとは考えています。
個人的には長期的に見た時にGridFlexよりもハイドアウトの方がポテンシャルを感じています。ですが、直近は世界情勢が不安定なのでどうしてもメジャー通貨を扱うハイドアウトはパフォーマンスが不安定になりがちです。GridFlexはリスクゼロではありませんが勝てていますので、資産運用ツールとして有効に使ってもらえると考えています。
今後進捗があればご連絡します。
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